[杉井光×ぽんかん⑧] 生徒会探偵キリカS

(C)杉井光・ぽんかん⑧ / 講談社 

(作品情報)

『生徒会探偵キリカ』は、著者・杉井光、イラスト・ぽんかん⑧による日本のライトノベル。講談社ラノベ文庫の創刊タイトルの1つとして同文庫から刊行されている。

物語は主人公でありストーリーの進行役である牧村ひかげとメインヒロインである聖橋キリカ、およびキリカが所属しひかげも加入することになる白樹台学園生徒会総務執行部のメンバーや総務執行部を取り巻く人々により進行していく。学園ものであり、主に学校行事に沿って様々な事件が発生しひかげを始めとするキャラクター陣が動いていくこととなる。主人公のひかげ以外の主要登場人物はその大半が少女であり、温度差はあれどもそれぞれひかげに対し好意を持っている描写がなされている。またひかげの周囲の主要登場人物は得意分野の違いはあれども総じてハイスペックであり、対して一見さえない風の主人公のひかげも他を驚嘆させる能力を秘め、発揮している。

著者の杉井曰く「巨大学園生徒会もの&高校を舞台とした探偵もの」。杉井は「自分の高校生活の約半分を注いだ生徒会活動はいつか作品で描写してみたいと考えていた」との趣旨で執筆の狙いを述べ、「高校生の探偵の話は既に他社で書いているものの、その作品では最近さっぱり学校に行っていないので高校の話は書けていなかった」とも述べている。杉井はまた、舞台となる白樹台学園の各機関(総務執行部・監査委員会・中央議会等)は自身の出身高校に存在したものをモデルにしていると述べ、作中で描写される学校行事についても同様であるとしている。

メディアミックス展開としては、漫画版が『月刊少年シリウス』(講談社)にて2012年6月号より2015年5月号→Web漫画ページ『水曜日のシリウス』にて2015年4月23日から2015年11月25日までYUIの作画で連載され、シリウスKCより刊行された。2014年4月から2015年5月まで『水曜日のシリウス』にて、スピンオフ漫画『生徒会探偵キリカたちの日常』が福田直叶の作画にて連載された。また海外においては、尖端出版(台湾)より小説翻訳版が2012年11月より刊行されている。

ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典「生徒会探偵キリカ」最終更新 2019年12月2日 (月) 11:56

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第01巻(発売日2019/12/02)

生徒数8000人超の巨大学園に君臨する生徒会で、副会長となった僕。会計を務める聖橋キリカには、もうひとつ別の顔があった。それが《生徒会探偵》――持ち込まれる学園のトラブルを持ち前のとんでもない推理力で一発解決する仕事だ。
 中央議会の議員選挙では議長の朱鷺子さんが正体不明の裏切り者の存在に悩まされ、押し迫るクリスマスを前にしては四クラブ合同の『第九』コンサートに妨害工作や内紛が相次ぎ、キリカも僕も新シーズン開始から東奔西走の大忙し!
ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、待望の新章開幕!

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